SYNCROOM(シンクルーム)の使い方【必要機材からオンラインセッション方法まで】

SYNCROOMの必要機材が知りたい

私の自己紹介です!
- 「歌ってみた」「弾いてみた」作成者
- 音楽経験は15年以上(主にベース)
- 音楽ブログ運営も3年目に
- 現在は社会人バンドをGt.Vo.で楽しんでいます
本記事ではSYNCROOMの使い方を画像で紹介しています。
細かい設定は公式マニュアルが一番分かりやすいので、最低限の設定を済ませてオンラインセッションができる状態まで持っていくことが目的です。
これからSYNCROOMを利用する方のお役に立てましたら幸いです。
SYNCROOM利用時の必要機材
まず、SYNCROOM利用時に必要な機材の紹介です。
SYNCROOMを利用するなら、オーディオインターフェイスの購入をオススメします。
オーディオインターフェイスとは、楽器とPCを接続するための機材です。
楽器をPCに接続するためだけではなく、ノイズや音の遅れを低減する効果も期待できます。
SYNCROOM利用以外にも「弾いてみた動画の投稿」や「作曲」に挑戦予定で宅録に興味がある方は1台持っておくべきだと考えています。
オーディオインターフェイス機能付きのマルチエフェクターも存在するので、お持ちで無い方は下記リンク先を確認してみてください。
UR22C(Steinberg)
まずは、Steinberg UR22Cです。
オーディオインターフェイスを検索すると必ずオススメされる超定番です。
私は楽器屋さんで「とりあえずこれを買っていれば間違いないです!」と言われ購入しました。
評判だけではなく、機能も十分な製品です。

AG03(YAMAHA)
続いては、YAMAHA AG03です。
Amazonのベストセラー1位の商品です。(21/01/29現在)
入力チャンネル数が多く、ボリュームスライダーも付いているため、実況などの動画配信をされる方に好まれているようです。
B3n(Zoom)
こちらは、ZOOM B3nです。
ベース用のオーディオインターフェイス機能付きマルチエフェクターです。
PCへの接続だけでは無く、音作りも同時に出来るので一石二鳥です。
別記事でオーディオインターフェイスのおすすめを紹介しているのでご確認ください。

SYNCROOMの設定方法
それでは、SYNCROOMの設定方法を画像付きでご紹介します。
SYNCROOMのインストール
インストールがまだの方は、下記公式サイトからSYNCROOMをダウンロード可能です。
PC版ではWindowsとmacOS用のソフトが用意されています。
[blogcard url=”https://syncroom.yamaha.com/”]
SYNCROOMの設定方法
(1)SYNCROOMを利用するためにはログインが必要です。
(2)YAMAHAへの新規登録のみではなく、ソーシャルアカウントやキャリアアカウントによるログインも可能です。
(3)ログインが完了すると、初回は機材設定のチュートリアルが立ち上がります。
機材の認証不良による再起動手間を防ぐため、予めオーディオインターフェイスなどを接続した状態でのSYNCROOMの起動をオススメします。
(4)出力に関する設定です。
「出力デバイス」でイヤホンやヘッドホンが接続されている機材名を選択します。
基本的にはオーディオインターフェイス名になります。
選択後、再生ボタンを押して音が聞こえれば正しく設定されています。
もし音が聞こえない場合、PCもしくはオーディオインターフェイスのボリュームが0になっていないか確認してみてください。
(5)入力に関する設定です。
「入力デバイス」で楽器が接続されている機材名を選択します。
こちらも基本的にはオーディオインターフェイス名になります。
選択後、マイクボタンをクリックし、楽器を演奏してメーターが反応すれば正しく接続されています。
(6)モニタリングに関する設定です。
楽器を弾いてみて、すでに音が聞こえる方は「モニタリングしない」を選択します。
オーディオインターフェイスには音を返す機能がついているので、ギターやベースの方は「モニタリングしない」になると思います。
(7)ギターやベースはモノラル入力のため、基本はチェックを外した状態で大丈夫です。
(8)Windowsの方のみ「ASIOバッファサイズの設定」があります。
「ASIO」とはオーディオデバイス用のドライバのことで、音の入出力の遅延低減が期待できます。
「バッファサイズ」とは一時的にデータを蓄えておく量のことです。
- 数字を小さくする⇨音の遅延↓、PCの負担↑
- 数字を大きくする⇨音の遅延↑、PCの負担↓
このような関係性のため、演奏に最適な数値を探ってみてください。
(9)ニックネームとアイコン画像を設定します。
後から変更可能なので気軽に決めて大丈夫です。
これで基本設定は完了です!
(10)もし、機材変更などで設定を修正したい場合、「設定」→「チュートリアル」で初めから設定し直すことが可能です。
また、「設定」でも個別に変更可能なので、慣れればこちらの方が早く、細かく設定できます。
SYNCROOMでオンラインセッション
SYNCROOMでオンラインセッションをする方法をご紹介します。
「友達と」「知らない人と」オンラインセッションする2パターン紹介します。
友達とのオンラインセッション
部屋を作る人の操作
(1)トップページの「ルーム名」と「パスワード」を入力します。
そして、「ルームをつくる」をクリックすると部屋を作れます。
「公開」にすると、後述するプレイヤーズサイトに部屋情報が公開されます。
部屋に入る人の操作
(1)作る人から共有された、「ルーム名」と「パスワード」を入力します。
そして、「ルームに入る」をクリックすると入室できます。
(2)部屋作り・友人の入室が完了するとこのような画面となり、セッション可能となります!
「詳細表示」をクリックすると、通信状況の確認や音質の変更ができます。
(3)「オーディオプレイヤー」や「メトロノーム」「REC」などの機能が利用可能です。
基本的に5名までですが、「ルーム連結」を活用すると、最大10名でセッション可能になります。
知らない人とのオンラインセッション
公式HPのプレイヤーズサイトにルーム一覧が公開されており、ここから知らない人とオンラインセッションを楽しめます。
知らない人の部屋への入室
(1)「ルームに入る」をクリックすると、SYNCROOMが立ち上がり、知らない人の部屋に入ることができます。
「仮入室」で30秒間確認できるので、通信状況や雰囲気を掴むために確認してみてください。
知らない人を迎え入れる
(1)「パスワード」を空白にし、「公開」でルームを作ります。
すると、プレイヤーズサイトにルーム情報が公開されるので、興味を持った方がいれば入ってきてくれます。
「ルーム説明」に入室希望楽器やジャンルを記載しておくと良いと思います。
「Twitter連携」を行うと、SNSによる募集も可能です。
参考書籍
はじめての「SYNCROOM」という書籍も販売されているので参考にしてみてください。
まとめ
SYNCROOMの使い方を画像を用いてご紹介しました。
最低限の設定を済ませてオンラインセッションができる状態まで持っていけたかと思います。
「Twitter連携」や「ルーム連結」など可能性を広げる機能はまだまだあるので、公式HPのマニュアルを確認ください。本記事は以上です。
