Cubase10.5の録音方法を画像で紹介(ベース弾いてみた)
- これから宅録を始めるので全体像が知りたい
- Cubaseで録音出来ない•••。
- 「弾いてみた・歌ってみた」作成者
- 音楽経験は15年以上(主にベース)
- 音楽ブログの運営も3年目に
- 現在は社会人バンドでGt.Vo.を楽しんでいます
Cubase10.5を使用した「ベース弾いてみた」の録音方法を画像でご紹介致します。
「ベース弾いてみた」としていますが、「ギター」なども同様です。
全てのステップを画像でご紹介しているので、真似するだけで簡単に録音が完了します。
私自身、動画作成や自主練で繰り返している作業なので、お役に立てると考えています。
録音の手順に加え、録音時に良くある「音が鳴らない!録音されない!」との悩みについても回答しています。
ぜひ、Cubaseの録音手技を手に入れて下さい。
必要な機材
Cubaseの録音方法を調べている方はすでに準備済みだと思いますが、念のために必要機材をご紹介致します。
オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスとは、「楽器をパソコンに接続するための機材」です。
表現方法として、「オーディオI/F」「A I/F」と略されることもあります。
「高音質での録音・再生」「録音遅延の低減」などの導入するとメリットだらけです。
比較的安く購入可能で、DAWソフト付属のオーディオI/Fもあるので調べてみて下さい。
また、オーディオI/F機能付きのマルチエフェクターなども販売されています。
→【レビュー】Steinberg UR22Cの購入で得たメリットを紹介!
→【楽器屋さんに聞きました】オーディオインターフェイスのおすすめを5つ紹介
楽器の接続方法と注意点
楽器とオーディオI/Fの接続方法をご紹介致します。「Steinberg UR22C」を例にお話ししますが、接続部の名称や仕組みはどのオーディオI/Fでも大体同じなので、考え方だけでもご確認下さい。
「楽器を直接接続する場合」と「エフェクターを挟んで接続する場合」で考え方が違います。
これは、「インピーダンス」という考え方が理由です。
インピーダンスがアンマッチの場合、ノイズが乗ったり、音痩せの原因になることがあります。
「PEAK」が点灯し続けるところまで上げてしまうと、録音時の音割れの原因になります。
楽器やエフェクターの設定によって出力が異なるので、最適な値を見つけて下さい。
これで楽器の接続は完了です。
録音方法を画像でご紹介
それでは、録音方法をご紹介致します。Cubaseのインストールは完了しているものとし、プロジェクトの立ち上げから始めます。
・赤枠内で右クリック、「Audioトラックを追加」をクリックし、ベースを録音するためのトラックを作成
構成:「Mono」
オーディオ出力:「Stereo Out」
→「トラックを追加」をクリック
オススメで準備時間確保のために数小節空けることを提案しています。
しかし、「トランスポート」→「メトロノーム設定」の中にある、「カウントイン中のクリック」を選択すると、録音開始前にメトロノームでカウントを入れることが出来ます。
曲頭からいきなり演奏が始まる場合は、こちらの方が分かりやすいです。
音が鳴らない!録音されない!場合のチェックポイント
音が鳴らない、録音されない「あるある」のケースを5つご紹介致します。
楽器・エフェクターのVolumeが0になっている
マルチエフェクターの場合、「各エフェクター」だけではなく、「マルチエフェクター」としてのTotal Volumeを設定できる場合があります。
誤ってVolumeを0にしていませんでしょうか?
オーディオI/FのGain、ヘッドフォンVolume、MIXのツマミが0になっている
「GAIN」は入力、「PHONES」はヘッドホン出力の音量調整です。
「MIX」は、「INPUT」と「DAW(PCから出力される音)」の音量バランスを調整するツマミです。
「DAW」側に振り切っていると、PCからの出力音のみとなり、録音はされますが、楽器を演奏してもヘッドホンからモニター音が鳴りません。
オーディオI/Fによっては表現方法が違う場合があるので、各取扱説明書をご確認下さい。
オーディオI/Fが正しく認識されていない
左図のように、接続中のオーディオI/Fの状況が「アクティブ」となっているかご確認下さい。
もし、状況が「オフ」となっている場合、右図の「ASIOドライバー」から適切なドライバーを選択頂き、DAWソフトを再起動し、状況が「アクティブ」に変わるかご確認下さい。
これでも「アクティブ」にならない場合、PCの再起動、オーディオI/Fの再接続、ドライバーの再インストール等を行い、改めて挑戦下さい。
「オーディオ入力」のInputが間違っている
図は再掲になりますが、トラックを追加する際に「オーディオ入力」で間違ったInputが選択され、「音が鳴らない」というのは良くあることです。
「オーディオI/Fに楽器が接続されているInput」と「オーディオ入力のInput」がリンクしているかご確認下さい。
トラックの録音ボタンが押されていない
こちらも再掲になりますが、⑥の「録音ボタン」が押されていない場合は録音されません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?Cubase10.5を使用した「弾いてみた」の録音方法をご紹介致しました。
「ベース弾いてみた」の作成に関する、ミックスや動画編集なども順次ご紹介致しますので、ぜひご覧ください。
録音でお悩みの方のお役に立てていれば幸いです。
→【まとめ】「ベース弾いてみた」の作り方を画像で紹介(Cubase10.5、AviUtl)