「弾いてみた」の収益化方法を紹介(YouTube編)
- 「弾いてみた」の収益化方法が知りたい
- 趣味でお小遣いを稼ぎたい
- 「弾いてみた・歌ってみた」作成者
- 音楽経験は15年以上(主にベース)
- 音楽ブログの運営も3年目に
- 現在は社会人バンドでGt.Vo.を楽しんでいます
「弾いてみた」でも収益化の可能性があることをご存知でしょうか?
著作権問題があるので難しいと言われていますが、可能性は0ではありません。
この記事を読んでいただくと、「弾いてみた」で収益を得るパターンを3つ理解することができます。
趣味で収益を得る素敵な未来のきっかけに貢献できれば嬉しいです。
「弾いてみた」の収益化方法まとめ(YouTube編)
結論、「弾いてみた」の収益化方法は大きく分けて3パターン存在します。
- 「YouTubeパートナープログラム」に参加して広告収入を得る
- アフィリエイトの仕組みを活用して収益化する
- 通販サイトの欲しい物リストを掲載してプレゼントをもらう
まず、簡単に3パターンの概要をご紹介します。
「YouTubeパートナープログラム」に参加して広告収入を得る
「YouTubeパートナープログラム」とは、動画投稿者が広告収益やチャンネルメンバーシップなどの収益化機能を利用して収入を得ることができるプログラムのことです。
プログラムに参加できると、動画に広告がつき、再生もしくはクリックされると収益が発生します。
YouTubeで収益を得るためには、必ず参加しなければいけません。
しかし、「チャンネル登録者数1,000人以上」など、初心者には難しい参加条件が存在します。
アフィリエイトの仕組みを活用して収益化する
アフィリエイトとは、あなたが紹介した商品やサービスが、第三者から申し込みされた場合に収益が発生する仕組みのことです。
例えば、あなたが音楽機材を紹介し、視聴者が購入すると、購入金額の何%かがあなたに振り込まれるという仕組みです。
無料のアフィリエイトサイト(ASP)に登録するだけなので、始めるまでの難易度はYouTubeよりも低いです。
通販サイトの欲しい物リストを掲載してプレゼントをもらう
通販サイト(Amazonなど)の欲しい物リストは、視聴者からのプレゼントを期待する形なので参考情報です。
「YouTubeパートナープログラム」に参加して広告収入を得る
まずは、「YouTubeパートナープログラム」に参加して広告収入を得る方法です。
YouTubeで広告収入を得る手順は下記の通りです。
- YouTubeパートナープログラムに参加
- 著作者がContentIDシステムで収益化している曲で「弾いてみた」を作成
- 「弾いてみた」の収益分配プログラムを有効にする
- 広告が再生もしくはクリックされれば収益発生
YouTube公式ヘルプの「カバー曲の動画から収益を受け取る」で上記手順が紹介されています。
手順としては4ステップですが、大きな障壁が複数存在し、「YouTubeパートナープログラム」「ContentIDシステム」が収益化に必要なキーワードとなります。
YouTubeパートナープログラムの参加条件
「YouTubeパートナープログラム」とは、投稿者が動画を収益化するために参加しなければならないプログラムのことです。
プログラムに参加できると、動画に広告がつき、再生もしくはクリックされると収益が発生します。
YouTubeパートナープログラムに参加するには、下記「プログラム参加に必要な前提条件」と「参加条件を満たす方法」を全て満たす必要があります。
【プログラム参加に必要な前提条件】
- YouTube のチャンネル収益化ポリシーに準拠している。
- YouTube パートナー プログラムを利用可能な国や地域に居住している。
- チャンネルに有効なコミュニティ ガイドラインの違反警告がない。
- Google アカウントで 2 段階認証プロセスがオンになっている。
- チャンネルにリンクする有効な AdSense アカウントを 1 つ持っている。
【参加条件を満たす方法】
- チャンネル登録者数が 1,000 人以上、かつ有効な公開動画の総再生時間が直近の 12 か月間で 4,000 時間以上である。または
- チャンネル登録者数が 1,000 人以上、かつ有効な公開ショート動画の視聴回数が直近の 90 日間で 1,000 万回以上である。
上記基準を満たした後、YouTubeパートナープログラムに申し込む手順となります。
再生時間4,000時間以上、チャンネル登録者数1,000人以上は厳しいですね…。
詳細は公式のYouTubeヘルプもご確認ください。
Content IDシステムとは
Content IDシステムとは、著作者がYouTube上にある自分の作品を特定して管理できるシステムのことです。
音の波形で曲を判別しているそうで、無断で投稿された音楽でも特定し、著作者が管理できるようになります。
そして、Content IDシステムで著作者が曲の収益化を許可した場合、広告収入を分配していただくことができます。
「許可した場合?」と引っかかる点かと思いますが、ご認識の通り、著作者から許可いただけない場合は収益化されません。
前提として、「弾いてみた」は著作権を侵害しないように作成するので、非営利である必要があります。
しかし、著作者から許可いただけた場合は収益化できるという仕組みです。
著作者のご好意に感謝ですね。
YouTubeによる収益化の悩み
「弾いてみた」で収益化を考えている人の悩みは下記があります。
- 著作者から許可をいただけないと収益化できない
- 分配比率が公開されておらず投稿者には少額との噂
- 楽器を練習しなければならないので動画作成に時間がかかる
YouTubeで「カバー動画で収益化できました!」と報告されている方が、月数千円とおっしゃっていました。
「YouTubeライブのスーパーチャット(投げ銭)」など、他の手段を併用すると収益増加に繋がるようです。
YouTubeの「弾いてみた」での収益化は困難な道のりですが、継続して努力すれば、有名にもなれて、様々な可能性や夢があると考えています。
アフィリエイトの仕組みを活用して収益化する
続いて、アフィエリエイトの仕組みを活用した収益化方法について紹介します。
一般的な手順は下記の通りです。
- アフィリエイトサイト(ASP)に登録し、広告を使えるようにする
- 収益化記事や動画を作成する(商品のアフィリエイトリンクを貼ったブログ記事やYouTube動画のこと)
- ②のURLを「弾いてみた動画」の概要欄に掲載
- 視聴者が②のサイトにアクセスし、あなたが紹介した商品(機材や楽譜)をチェック
- 商品が売れれば収益化
アフィリエイトとは下図の通り、あなたが紹介した商品やサービスが、第三者から申し込みされた場合に収益が発生する仕組みのことです。
アフィリエイトを始めるには、広告を提供してるASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)に登録するだけです。
しかも、登録無料なので始めるためのハードルはとても低いです。
「弾いてみた動画」だけではアフィリエイトによる収益化が出来ないので注意
「カバー曲の弾いてみた」でアフィリエイトを行う場合、アフィリエイトリンクを動画内・概要欄に直接掲載することができません。
理由は、「弾いてみた」は著作権を侵害しないように作成するので、非営利である必要があるためです。
アフィエリエイトリンクは一般的に「営利目的」と捉えられています。
そのため、解決策として「カバー曲の弾いてみた」から、ブログや別のYouTube動画に誘導してアフィリエイトを行います。
【誘導例】
- 「弾いてみた動画」→アフィリエイトブログ
- 「弾いてみた動画」→商品を紹介する別のYouTube動画 など
アフィリエイトブログを1から作るのは大変なので、初めはYouTubeの中で完結させる方法をおすすめします。
YouTube内でアフィリエイトを完結させるメリットとして、手間が省けることのみならず、前述したパートナープログラムに通過しなくても収益化することが可能です。
アフィリエイトサイト(ASP)に登録する
おすすめASPは、「A8.net」です。
A8.netに登録すると、Amazonで販売されている商品でアフィリエイトが可能となり、身の回りにあるものは大体紹介できるようになります。
Amazonで物販ができるメリットとして、大半の方がAmazonで買い物をするので、利用サイトに不信感を抱くことなく購入いただくことができます。
Amazon公式でもアフィリエイトプログラムは存在しますが、審査が厳しく、視聴者数が少ないYouTubeチャンネルでは合格困難です。
A8.netの登録は無料かつ審査なし、Amazonを利用したYouTubeでのアフィリエイトも認められている。
手間もかからず利便性最高、これがA8.netをおすすめする最大の理由です。
また、A8.netは日本最大級のASPであり、音楽教室への入会案件や楽器屋さんの商品なども扱うことが可能となります。
「弾いてみた」のチャンネルをお持ちの場合、とりあえずA8.netに無料登録し、収益化に繋げてみてください!
音楽系アフィリエイトにおすすめのASPは他にもあるので、下記記事もぜひ参考にしてください。
→【音楽経験を副業に】音楽系アフィリエイトのオススメASPを紹介
参考:通販サイトの欲しい物リストを掲載
最後は、通販サイトの欲しい物リストを掲載してプレゼントを貰う方法について紹介します。
他の収益化方法とは少しジャンルが違いますが参考情報です。
- 通販サイト(Amazonなど)に登録
- 「弾いてみた」の概要欄に欲しい物リストのURLを掲載
- 視聴者が物品をプレゼントしてくれる
Amazonなど通販サイトでは、あなたの欲しい物リストを作ることができます。
最大のメリットは、購入者もプレゼントされるあなたも匿名で取引が行えることです。
ただ、送り主は「問い合わせ伝票番号」から、あなたの住所の市町村までは調べることが可能です。
「弾いてみた動画」の概要欄に欲しい物リストを掲載しておくと、「応援してあげよう!」と思った視聴者からプレゼントをいただけるかもしれません。
「きお」の欲しいものリスト(Amazon)
※イメージしていただくために私の欲しいものリストを掲載しておきます。
まとめ
「弾いてみた」の収益化方法をイメージいただけるように3パターンご紹介しました。
YouTubeライブのスーパーチャットやアフィリエイトの誘導方法など、工夫すれば方法や可能性は無限に広がります。
趣味がお小遣いに繋がる素敵な未来のお役に立てましたら幸いです。
「弾いてみた」の作り方も紹介しているので、こちらも合わせてご確認ください!
→【まとめ】「ベース弾いてみた」の作り方を画像で紹介(Cubase10.5、AviUtl)